メジナのおすすめの食べ方8選!旬の味を楽しむ絶品レシピ
メジナは絶品の白身魚
メジナは、その上品な白身と豊かな旨味が特徴で、多くの料理に活用できる人気の魚です。
特に冬に釣れる、寒グレと言われる時期は脂がのって絶品です。
その美味しさを引き出すには調理法が重要です。本記事では、メジナの魅力を最大限に引き出し、さらにその旬の味わいを存分に楽しむことができる5つのおすすめの食べ方を詳しくご紹介します。
どの方法も簡単に作れるので、ぜひ試してみてください!
下処理を忘れずに!
自身で釣ったメジナ(グレ)を調理される方は下処理が重要です。下処理を怠ってしまうと、身が臭くなったり、身の質が落ちたりとせっかく釣った魚が傷んでしまうことがあります。
きちんとした方法で下処理をするようにしましょう。
1. 新鮮な刺身で楽しむ
メジナの白身は適度な弾力があり、刺身で食べるとその甘みと旨味をダイレクトに感じられます。そのため、新鮮なメジナを刺身にして味わうのは格別です。刺身にする際は、釣りたての新鮮なものを使うのが一番。鮮度が良いほど、その甘みと風味が際立ちます。
準備
まず、魚を捌き、皮を丁寧に引きます。その後、身を薄く切ります。
ポイント
冷やした醤油とわさびを添えると、素材の旨味を引き立ててくれます。また、ポン酢を使えば、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。
2. 贅沢なしゃぶしゃぶ
メジナはしゃぶしゃぶにしても絶品です。軽く熱を通すことで魚本来の旨味が増し、身のふんわりとした食感が際立ちます。しゃぶしゃぶ用の薄切りにすることで、さらに贅沢な食感を楽しむことができます。
作り方
- メジナを刺身用の包丁で薄切りにします。なるべく均一な厚さに切るのがポイントです。
- 昆布だしをベースにした鍋を用意し、ゆっくりと火を通します。具材を追加する場合は、旬の野菜を用意するのがおすすめです。
- 薄切りのメジナを鍋にさっとくぐらせ、ポン酢やゴマだれにつけていただきます。
コツ
メジナは熱を通しすぎると硬くなってしまうので、鍋の中で軽く色が変わる程度で引き上げるのが最適です。このタイミングで食べると、身が柔らかく、ふんわりとした仕上がりになります。
3. 味が染み込む煮つけ
煮つけは、メジナの旨味が調味料と絡み合い、ふっくらとした身が口の中でほろっと崩れるような食感に仕上がります。甘辛い味付けがご飯との相性抜群で、家庭料理の定番ともいえる一品です。
簡単レシピ
- 材料: メジナ、醤油、みりん、酒、砂糖、生姜(薄切り)
- 手順:
- 鍋に醤油、みりん、酒、砂糖を入れ、生姜を加えて煮立たせます。
- 調味液が煮立ったら、メジナを加え、中火でゆっくり煮ていきます。
- 煮汁を魚全体にかけながら、10分から15分ほど煮込みます。途中で味を調整すると、さらに美味しく仕上がります。
4. サクサクの天ぷら
天ぷらにすることで、外はサクサク、中はふんわりとしたメジナの食感が楽しめます。揚げたてをいただくと、香ばしい香りとともに魚の旨味が口いっぱいに広がります。
作り方
- メジナを食べやすい一口大に切り、揚げやすい形に整えます。
- 天ぷら衣を薄めに作ります。小麦粉、水、卵を混ぜたシンプルな衣がおすすめです。
- 180℃に熱した油で、衣がきつね色になるまでカラッと揚げます。
おすすめの食べ方
天つゆや塩を添えてシンプルに味わうのがベストです。レモンを軽く絞ると、さっぱりとした風味が加わり、また違った美味しさを楽しめます。
5. カリッとしたフライ
メジナをフライにすると、外はカリッと、中はジューシーな仕上がりになります。この料理は子どもから大人まで楽しめる一品で、お弁当のおかずとしても大人気です。
レシピ
- メジナを一口大に切り、軽く塩こしょうで下味をつけます。この下味が仕上がりの美味しさを左右します。
- 小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせた後、パン粉をしっかりとつけます。パン粉を押さえるようにしてつけると、揚げたときに衣が剥がれにくくなります。
- 170℃に熱した油で、きつね色になるまでしっかり揚げます。中まで火が通るように注意してください。
アレンジ
タルタルソースやケチャップを添えると、さらに美味しさが引き立ちます。お好みでレモンを添えると、爽やかなアクセントが加わります。
カルパッチョ
白身魚であるメジナはカルパッチョに最適な食材です。魚の新鮮な旨味と軽やかな酸味、そしてオリーブオイルのコクが絶妙に調和した一品です。その滑らかな食感とさっぱりとした味わいは、前菜としてもおもてなし料理としてもぴったりです。特に新鮮なメジナを使えば、魚本来の甘さが引き立ち、シンプルながら贅沢な味わいを楽しむことができます。
メジナ(グレ)のカルパッチョのレシピ
材料(2人分)
- 白身魚(タイやヒラメ、メジナなど)薄切り 150g
- 塩 少々
- オリーブオイル 大さじ2
- レモン汁 大さじ1
- ブラックペッパー 少々
- お好みのハーブ(ディルやイタリアンパセリなど) 適量
- ミニトマトやベビーリーフ(彩り用) 適量
作り方
- 魚の準備
新鮮な白身魚を薄切りにして、お皿に円形に並べます。刺身用の包丁を使うと、均一に切りやすくなります。 - 味付け
魚の表面に軽く塩を振り、数分置いて味を馴染ませます。その後、オリーブオイルを全体にまわしかけます。 - 酸味をプラス
レモン汁を均一に振りかけ、軽くブラックペッパーを挽きます。 - 仕上げ
彩りとして、ミニトマトやベビーリーフを飾り、お好みのハーブを散らします。新鮮なハーブの香りが料理を引き立てます。 - 完成
冷蔵庫で5分ほど冷やしてから提供すると、さらに美味しくいただけます。
アクアパッツァ
アクアパッツァは、魚の旨味がスープに溶け出し、トマトの酸味やオリーブオイルのコクと見事に調和するイタリアの伝統料理です。シンプルながら豪華な見た目と味わいで、パーティーや特別なディナーにもぴったり。魚介の風味を引き立てる香草やオリーブがアクセントとなり、パンとの相性も抜群です。
アクアパッツァの簡単レシピ
材料(2〜3人分)
- 白身魚(メジナ、鯛、スズキなど)1尾(または切り身3〜4枚)
- アサリ 200g
- ミニトマト 10個
- オリーブオイル 大さじ2
- 白ワイン 100ml
- 水 100ml
- ニンニク(みじん切り)1片
- タイムやイタリアンパセリなどのハーブ 適量
- 塩 少々
- ブラックペッパー 少々
- オリーブやケイパー(お好みで) 適量
作り方
- 準備
白身魚に軽く塩を振り、10分ほど置いてからキッチンペーパーで水気を拭き取ります。アサリは砂抜きをしておきます。 - 香りを引き出す
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で香りが立つまで炒めます。香ばしい香りがしてきたら、白身魚を加えて中火で表面を軽く焼きます。 - 煮込む
焼き色がついたら白ワインを加え、アルコールを飛ばします。次に、水とミニトマト、アサリを加え、蓋をして5〜7分蒸し煮にします。 - 仕上げ
アサリが開き、魚に火が通ったら、タイムやイタリアンパセリを散らし、塩とブラックペッパーで味を調えます。オリーブやケイパーを加えるとさらに深い味わいが楽しめます。 - 盛り付け
魚を崩さないように注意しながらお皿に盛り付け、スープをかけて完成です。パンを添えると、スープまで余すことなく楽しめます。
香り引き立つ昆布締め
鯛の昆布締めは、日本料理の中でも特に繊細で上品な味わいを楽しめる一品です。
昆布の旨味が鯛の白身に染み込み、食感がしっとりと変化します。
特別な食事やおもてなしにぴったりで、少しの工夫でお店のような仕上がりになります。
鯛の昆布締めレシピ
材料(2~3人分)
- 鯛(刺身用の切り身)200g
- 昆布(10cm×20cm程度のもの)2枚
- 酒 大さじ1
- 塩 少々
作り方
- 鯛の下ごしらえ
鯛の刺身用切り身に軽く塩を振り、5~10分ほど置いて余分な水分を出します。その後、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ります。 - 昆布の準備
昆布を濡らした布巾で軽く拭き、表面の汚れを取り除きます。昆布が硬い場合は、酒を軽く振りかけて柔らかくします。 - 昆布で鯛を挟む
昆布の上に鯛の切り身を並べ、もう一枚の昆布で挟みます。このとき、昆布と鯛が密着するようにラップでしっかりと包みます。 - 寝かせる
昆布で挟んだ鯛を冷蔵庫で2~3時間ほど寝かせます。長く寝かせると旨味が強くなりますが、風味が濃すぎる場合は適度な時間で切り上げてください。 - 切り分ける
昆布から鯛を取り出し、刺身用の包丁で薄く切ります。一口大のサイズに揃えると美しく仕上がります。
美味しく食べるポイント
- そのまま楽しむ: シンプルにわさび醤油で味わうと、鯛と昆布の旨味を堪能できます。
- アレンジ: 軽くポン酢を添えたり、大葉やミョウガを刻んで添えると爽やかさが加わります。
- 保存可能: 昆布締めは保存性が高いため、翌日以降に少しずつ楽しむこともできます。
材料(2~3人分)
- 鯛(刺身用の切り身)200g
- 昆布(10cm×20cm程度のもの)2枚
- 酒 大さじ1
- 塩 少々
作り方
- 鯛の下ごしらえ
鯛の刺身用切り身に軽く塩を振り、5~10分ほど置いて余分な水分を出します。その後、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ります。 - 昆布の準備
昆布を濡らした布巾で軽く拭き、表面の汚れを取り除きます。昆布が硬い場合は、酒を軽く振りかけて柔らかくします。 - 昆布で鯛を挟む
昆布の上に鯛の切り身を並べ、もう一枚の昆布で挟みます。このとき、昆布と鯛が密着するようにラップでしっかりと包みます。 - 寝かせる
昆布で挟んだ鯛を冷蔵庫で2~3時間ほど寝かせます。長く寝かせると旨味が強くなりますが、風味が濃すぎる場合は適度な時間で切り上げてください。 - 切り分ける
昆布から鯛を取り出し、刺身用の包丁で薄く切ります。一口大のサイズに揃えると美しく仕上がります。
美味しく食べるポイント
- そのまま楽しむ: シンプルにわさび醤油で味わうと、鯛と昆布の旨味を堪能できます。
- アレンジ: 軽くポン酢を添えたり、大葉やミョウガを刻んで添えると爽やかさが加わります。
- 保存可能: 昆布締めは保存性が高いため、翌日以降に少しずつ楽しむこともできます。
まとめ
メジナは、調理方法によってその味わいが大きく変わる、非常に魅力的な魚です。
今回ご紹介した8つのレシピはどれも手軽に作れるものばかりですので、ぜひいろいろな方法でお試しいただき、旬のメジナの美味しさを存分に堪能してください!!
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