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【ブダイの食べ方・調理法】プロが教える絶品レシピ5選!毒や臭みはある?下処理も徹底解説

釣り

【ブダイの食べ方・調理法】プロが教える絶品レシピ5選!毒や臭みはある?下処理も徹底解説

「磯の王者」のような風貌を持つ魚、ブダイ。
釣りの外道として釣れることも多いですが、その派手な見た目から「この魚、食べられるの?」「毒はない?」と不安になってリリースしてしまう方も多いのではないでしょうか?

実はブダイ、知る人ぞ知る「冬の絶品魚」なのです。

今回は、釣りのプロフェッショナルである私が、ブダイの基礎知識から、臭みを消す下処理、そして素材の味を活かしたおすすめの食べ方・レシピ5選を徹底解説します。

これを読めば、次にブダイが釣れた時、クーラーボックスに入れたくなること間違いなしです!

ブダイってどんな魚?

ブダイ(舞鯛・武鯛)は、スズキ目ブダイ科に属する魚です。赤や青の独特な体色が特徴的。岩場の海藻や甲殻類をバリバリと噛み砕いて食べる、非常にパワフルな魚です。

毒はある?食べられる?(重要)

まず一番気になる「毒」について。
結論から言うと、標準和名の「ブダイ」に毒はありません。安心して食べられます。

ただし、注意が必要なのは「アオブダイ」などの近縁種です。アオブダイは内臓(特に肝臓)に「パリトキシン」という猛毒を持っていることがあり、死亡例もあります。
釣れた魚が普通の「ブダイ」なのか、有毒種なのかの判別には十分注意してください。普通のブダイは尾びれが丸みを帯びており、全体的に赤褐色(メス)や青褐色(オス)をしています。

釣り人目線でのブダイ

引きが強烈で、釣り味は最高です。しかし、鋭い歯でハリスを切っていくため、釣り人からは敬遠されることも。ただ、冬場専門に狙う「ブダイ釣り」というジャンルがあるほど、その食味にはファンが多い魚でもあります。

ブダイは美味しい?不味い?

「ブダイは不味い」「臭い」という評判を聞いたことがあるかもしれません。
これには明確な理由があります。それは「旬」と「個体差」です。

  • 冬のブダイ(寒ブダイ)は絶品:
    ブダイの旬は冬。この時期のブダイは「寒ブダイ」と呼ばれ、臭みが消え、脂が乗り、身が締まって非常に美味しくなります。カニやエビのような旨味を感じることもあります。
  • 夏のブダイは注意:
    夏場は磯の海藻の匂いが身に移りやすく、独特の「磯臭さ」が出ることがあります。これが「不味い」と言われる原因です。

つまり、冬に釣れたブダイは、マダイやイシダイにも負けないポテンシャルを持っています。

ブダイの下処理方法

ブダイを美味しく食べるためには、下処理が命です。
特にブダイは「ウロコが大きく硬い」「ぬめりが多い」「内臓が臭くなりやすい」という特徴があります。以下の手順で丁寧に処理しましょう。

1. ウロコ取り

ブダイのウロコは非常に大きく、飛び散りやすいです。また、皮と一体化しているように硬いため、包丁ですき引きするか、専用のウロコ取りで強めに引く必要があります。
ゴミ袋の中で作業すると、飛び散りを防げます。

2. 内臓とエラを取る

肛門から包丁を入れ、内臓とエラを取り出します。
重要: ブダイは食べた海藻がお腹の中で発酵しやすく、内臓が非常に臭くなりやすいです。釣ったらすぐに血抜きと内臓処理をしておくのがベストですが、持ち帰ってからやる場合も、内臓を傷つけないように慎重に取り出してください。

3. ぬめりと血合いを洗う

腹の中の背骨沿いにある血合い(腎臓)をブラシ(ササラや歯ブラシ)で綺麗に洗い流します。皮目のぬめりも包丁の背でこそげ落とし、流水で洗います。

4. 水気を拭き取る

キッチンペーパーで腹の中までしっかりと水分を拭き取ります。水っぽさは臭みの原因になります。

プロのワンポイント
ブダイの身は水分が多めです。刺し身にする場合は、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫で半日〜1日寝かせる(熟成させる)と、余分な水分が抜けて旨味が凝縮されます。

ブダイの捌き方・下処理についてとてもわかり易い動画がありましたので、ぜひこちらも参考にしてみてください↓

ブダイのおすすめの食べ方5選【詳細レシピ】

ブダイは白身魚特有の淡白さがありながら、カニやエビを常食しているため、身にほんのりと甲殻類の甘みを含んでいるのが特徴です。
しかし、水分が多く、皮が厚いという特徴もあるため、調理法には少しコツがいります。

ここでは、その特徴を最大限に活かした「絶対に失敗しない」プロ直伝のレシピを5つご紹介します。

① ブダイの刺し身(湯霜造り・焼霜造り)

ブダイの皮と身の間には、濃厚な旨味脂があります。しかし、皮は非常に硬く、そのままでは口に残ります。
そこで、皮に熱を通して柔らかくしつつ、皮下の旨味を活性化させる「湯霜(ゆしも)」や「焼霜(やきしも)」にするのが一番のおすすめです。

  • 料理の特徴: 皮のコリコリ・モチモチとした食感と、甘みのある白身のコントラストが絶妙。
  • 調理時間: 15分(寝かせる時間は除く)

【材料】

  • ブダイのサク(皮を引かずに残したもの):1柵
  • 塩:少々
  • 熱湯:適量
  • 氷水:ボウル一杯
  • 薬味:もみじおろし、万能ネギ、わさび
  • 調味料:ポン酢、刺身醤油

【作り方】

  1. 水気を抜く(重要):
    三枚おろしにしたブダイのサク全体に薄く塩を振り、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で30分〜1時間ほど寝かせます。これで余分な水分と臭みが抜け、身がモチっとします。
  2. 準備:
    ボウルに氷水を準備します。まな板の上にブダイの皮目を上にして置きます。
  3. 湯引き(湯霜):
    皮の上にキッチンペーパーまたはさらし布を被せます。まな板を少し傾け、その上から熱湯をゆっくりと回しかけます。皮がチリチリと縮んだらOKです。
    (※バーナーがある場合は、布なしで皮目を直接炙る「焼霜」にすると香ばしさがプラスされます)
  4. 急冷:
    熱が身に入りすぎて煮えてしまわないよう、すぐに氷水へ放り込みます。1分ほど冷やして粗熱を取ります。
  5. 仕上げ:
    水気をしっかりと拭き取り、厚さ7〜8mm程度の削ぎ切りにします。お皿に盛り付け、薬味を添えて完成です。ポン酢ともみじおろしで食べるのが最高に合います。

② ブダイの煮付け(こってり濃厚仕上げ)

ブダイ料理の王道中の王道です。加熱することでブダイの厚い皮がゼラチン質に変わり、プルプルとした食感になります。冬のブダイで作る煮付けは、高級魚クエにも匹敵すると言われるほどです。

  • 料理の特徴: ご飯もお酒も止まらなくなる、こってりとした甘辛味。冷めると煮こごりができます。
  • 調理時間: 20分

【材料(2人前)】

  • ブダイの切り身:2〜3切れ
  • 生姜:1片(薄切り)
  • 長ネギ:1本(ブツ切り)
  • 煮汁の黄金比
    • 水:100ml
    • 酒:100ml
    • 醤油:大さじ3〜4(濃いめが好きな方は4)
    • みりん:大さじ3
    • 砂糖:大さじ2〜3

【作り方】

  1. 霜降り(下処理):
    ブダイの切り身をザルに置き、沸騰したお湯を回しかけます。表面が白くなったらすぐに冷水にとり、残っているウロコや血の塊、ヌメリを指で優しくこすり落とします。この一手間で生臭さが完全に消えます。
  2. 煮汁を煮立たせる:
    鍋(フライパンでも可)に水、酒、醤油、みりん、砂糖、生姜を入れて強火にかけます。
  3. 魚を入れる:
    煮汁が沸騰したらブダイの切り身と長ネギを入れます。
  4. 落とし蓋をして煮る:
    アルミホイルかクッキングシートで落とし蓋をし、中火で10分〜15分煮込みます。煮汁が全体に回るようにすることで、ふっくら仕上がります。
  5. 煮詰める:
    落とし蓋を取り、スプーンで煮汁を魚にかけながら、煮汁にとろみが出るまで少し煮詰めます。照りが出てきたら完成です。

③ 味噌マヨホイル蒸し

「魚のにおいが苦手」というお子様や、淡白な味が物足りない方におすすめ。ブダイのふわふわの白身は、油分やコクのある調味料と非常に相性が良いです。

  • 料理の特徴: マヨネーズのコクと味噌の風味が、淡白な身をジューシーに引き立てます。洗い物が少ないのもメリット。
  • 調理時間: 15分

【材料(1人前)】

  • ブダイの切り身:1切れ
  • 玉ねぎ:1/4個(スライス)
  • しめじ、えのき等のキノコ類:適量
  • バター:10g
  • 特製ソース
    • 味噌:大さじ1
    • マヨネーズ:大さじ1.5
    • 酒:小さじ1
    • 砂糖:小さじ1/2

【作り方】

  1. 下味:
    ブダイの切り身に軽く塩コショウ(分量外)を振り、5分ほど置いて出てきた水分を拭き取ります。
  2. 包む準備:
    大きめに切ったアルミホイルを広げ、中央にスライスした玉ねぎを敷きます(焦げ付き防止と甘み出しのため)。
  3. 具材を乗せる:
    玉ねぎの上にブダイを置き、周りにキノコ類を配置します。
  4. 味付け:
    混ぜ合わせた「特製ソース」をブダイの上にたっぷりと塗り、一番上にバターを乗せます。
  5. 蒸し焼き:
    ホイルの口をしっかりと閉じます。フライパンに深さ1cmほどの水を張り、ホイル包みを入れて蓋をし、中火で12〜15分蒸し焼きにします。(オーブントースターで15分焼く方法でもOKです)

④ ブダイの塩焼き(干物風熟成焼き)

「ブダイの塩焼きは水っぽくて不味い」というのは過去の話です。プロは「脱水」の工程を入れることで、旨味が凝縮された極上の塩焼きを作ります。

  • 料理の特徴: まるで干物のような凝縮された旨味と、パリパリの皮が楽しめます。
  • 調理時間: 15分(塩をして置く時間は除く)

【材料】

  • ブダイの切り身(二枚おろしの骨付き側がおすすめ):適量
  • 粗塩:多めに用意
  • 日本酒:少々
  • 大根おろし、スダチ:お好みで

【作り方】

  1. 強めの塩で脱水(最重要):
    ブダイの切り身の両面に、「ちょっと多いかな?」と思うくらいの塩を振ります。ザルに乗せ、冷蔵庫で最低1時間、できれば一晩寝かせます。
    ※この工程で水分が抜け、身が締まります。
  2. 水分を拭き取る:
    表面に浮き出た水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。塩辛くなりすぎるのが心配な場合は、さっと水で洗ってから拭き取ってもOKです。
  3. 酒を振る:
    焼く直前に日本酒を指でパッパッと振りかけます。これで焼き上がりの風味が良くなります。
  4. じっくり焼く:
    魚焼きグリルに入れ、中火よりやや弱めの火加減でじっくり焼きます。皮が焦げやすいので注意してください。
  5. 仕上げ:
    皮がパリッと焼け、中まで火が通れば完成。水分が抜けているので、身離れが良く、噛むほどに味が染み出します。

⑤ ブダイのアクアパッツァ

見た目が華やかなので、大きなブダイが釣れた時のパーティー料理に最適です。ブダイから出る出汁は非常に上品で、野菜に染み込むと絶品です。

  • 料理の特徴: フライパン一つでできるイタリアン。ニンニクとオリーブオイルが磯魚の癖を完全に消してくれます。
  • 調理時間: 20分

【材料】

  • ブダイ:1尾(ウロコ・内臓処理済み)または切り身
  • アサリ:200g(砂抜き済み)
  • ミニトマト:6〜8個
  • ブロッコリーやアスパラ:適量
  • ニンニク:1〜2片(みじん切りまたは潰す)
  • オリーブオイル:大さじ3
  • 白ワイン(または料理酒):50ml
  • 水:100〜150ml
  • 塩コショウ:適量

【作り方】

  1. 焼き目をつける:
    ブダイ全体に塩コショウを振ります。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火で熱し、香りが立ったらブダイを入れます。中火で両面にこんがりと焼き目をつけます(中は生でOK)。
  2. 蒸し煮にする:
    アサリ、ミニトマト、白ワインを加えます。アルコールを一瞬飛ばしたら、水を加え、蓋をして弱めの中火で5〜8分蒸し煮にします。
  3. 乳化させる(プロの技):
    アサリの口が開き、魚に火が通ったら、蓋を開けます。ブロッコリーを加え、スプーンで煮汁をすくって魚に何度もかけながら1〜2分煮ます。
    ※煮汁とオイルが混ざり合い、白っぽくとろっとするまで馴染ませる(乳化)のが美味しくするコツです。
  4. 完成:
    最後に味見をして、塩気が足りなければ足してください。お皿に盛り付け、フライパンに残ったスープをたっぷりとかけて完成です。残ったスープはパスタに絡めると最高です。

まとめ

今回は、釣り人にはお馴染みだけど意外と食べ方を知られていない「ブダイ」について解説しました。

  • ブダイに毒はない(アオブダイには注意!)
  • 冬の「寒ブダイ」は非常に美味しい
  • 水分が多いので、下処理で水を抜くのがコツ
  • 刺し身、煮付け、洋風アレンジとなんでも合う

見た目で敬遠せず、しっかり下処理をすれば、料亭に出てくるような高級魚に負けない味わいを楽しめます。
次にブダイが釣れた際は、ぜひ今回のレシピを参考に、その美味しさを堪能してみてくださいね。

それでは、良い釣りライフを!

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