【完全版】タコ釣りの持ち帰り方&締め方!脱走を防ぐ必須便利ツール10選【クーラー墨だらけ回避】
「やった!念願のタコが釣れた!……でも、これどうやって持って帰ればいいの!?」 「クーラーボックスに入れたはずのタコが、蓋を開けたら消えていた…(車内を這い回っていた)」 「家に帰ってクーラーを開けたら、中が墨とドロドロのヌメリで大惨事になっていた…」堤防タコ釣り(オクトパッシング)において、無事にタコを釣り上げた瞬間に訪れる最大の試練。それが「タコの持ち帰り問題」です。
実は、タコ釣りは「釣り上げるまでが50%」、そして「逃がさずに、美味しく持ち帰るまでが50%」と言っても過言ではありません。 タコは魚とは異なり、水がなくても長時間生き延びる強靭な生命力と、わずかな隙間からでも抜け出す「脱走のイリュージョニスト」としての能力を持っています。適当にバケツやビニール袋に入れておくと、間違いなく後悔することになります。この記事では、年間を通してタコを狙う筆者が、釣ったタコを絶対に逃がさず、最高の鮮度(美味しさ)を保ったまま自宅へ持ち帰るための「完璧な手順」を徹底解説します。
さらに、記事の後半では、現場でのパニックを防ぎ、スマートにタコを処理するための「必須&便利ツールおすすめ10選」を厳選してご紹介します。この記事を読めば、もうタコの墨で車やクーラーボックスを汚すことも、せっかくの釣果を逃すこともなくなります。最高の「タコパ(タコ焼きパーティー)」や「タコ刺し」を迎えるための準備を始めましょう!
- 第1章:知っておくべき「タコの脱走能力」の恐怖
- 第2章:美味しさを劇的に変える!完璧な「タコの締め方」
- 第3章:鮮度と清潔さを保つ「最強の持ち帰り方」3ステップ
- 第4章:現場のパニックを回避!タコ釣り必須&便利ツールおすすめ10選
- 第5章:キッチンのラスボス「ヌメリ取り」を劇的に楽にする裏技
- 第6章:お店の味を超える!「プロ級のタコの茹で方」
- 第7章:釣り人特権!最高に美味い「絶品タコ料理レシピ」3選
- 第8章:堤防タコ釣りの「持ち帰り・処理」によくある質問Q&A
- 完結まとめ:堤防タコ釣りは「釣って、持ち帰り、美味しく食べる」までが最高のエンターテイメント!
第1章:知っておくべき「タコの脱走能力」の恐怖

釣ったばかりのタコを目の前にして、多くの初心者が犯してしまう致命的なミスがあります。それは「魚と同じように、とりあえず水を入れたバケツに放り込んでおく」という行為です。これをやってしまうと、数分後にはバケツは空っぽになっています。まずは、敵(タコ)の能力を正しく理解しましょう。
1. タコは「骨がない」究極の軟体動物
タコには硬い骨格が存在しません(唯一硬いのは「カラスとんび」と呼ばれるクチバシのみです)。そのため、自分の目玉の大きささえ通る隙間があれば、体をスライムのように変形させて通り抜けることができます。 クーラーボックスの蓋を「カチッ」と閉め忘れて少しでも浮いていたり、水抜き栓(水栓)のフタが開いていたりすると、そこからヌルリと這い出してきます。
2. 吸盤の驚異的な「こじ開け力」
「スーパーのレジ袋に入れて、口を固く結んでおけば大丈夫だろう」と思うかもしれません。しかし、タコは無数の吸盤を使って袋の内側に張り付き、器用に足を動かして結び目をほどいたり、袋自体を力ずくで引き裂いたりします。 特に1キロを超えるような大ダコになると、クーラーボックスの中から蓋の内側に張り付き、下から押し上げて自力で蓋を開けてしまうことすらあります。
3. 車内での脱走は「地獄絵図」
もし、帰りの車の中でクーラーボックスからタコが脱走したらどうなるでしょうか? タコは暗くて狭い場所を好むため、シートの下やダッシュボードの裏、最悪の場合はアクセルペダルの裏側に潜り込みます。そして、そこで大量の墨を吐き出し、強烈な磯の匂いとヌメリを車内にぶちまけます。こうなると、専門のクリーニング業者を呼ぶハメになり、数万円の出費とトラウマだけが残ります。

「釣った直後は大人しかったのに…」は通用しないんだ。彼らは虎視眈々と逃げる隙を狙っている。タコ釣りにおいて「油断」は即、釣果ゼロ(または車内大惨事)を意味するよ。
第2章:美味しさを劇的に変える!完璧な「タコの締め方」

タコを逃がさないための第一歩であり、美味しく食べるための最大の秘訣が「活け締め(いけじめ)」です。 魚の神経締めと同じように、タコも釣った直後に素早く急所を突いて絶命させることで、鮮度の劣化を防ぎ、身の旨味成分(ATP:アデノシン三リン酸)を保持することができます。
なぜタコを締める必要があるのか?
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脱走を100%防ぐため:完全に締めてしまえば、当然ながら動けなくなります。これで脱走のリスクはゼロになります。
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身の硬直と劣化を防ぐため:タコはストレスを感じたり、暴れたりすると、体内のエネルギー(旨味成分)を急激に消費し、身がゴムのように硬くなってしまいます。
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墨を吐かせないため:生きたままクーラーに入れると、中で大量の墨を吐き、タコ自体もクーラーも真っ黒に汚染されます。締めることで墨袋の活動を停止させます。
失敗しない!タコの正しい締め方(手順と図解)
タコの急所(脳)は、「両目の間、少し上」にあります。ここを専用の「タコ締め具」や、先端が鋭く太いナイフ、アイスピックなどで正確に突き刺します。
【ステップ1】タコの動きを封じる

釣ったタコは地面(コンクリート)に置くか、タコばさみ(フィッシュグリップ)で頭(実際は胴体)をしっかりとホールドします。素手でやると吸盤で腕に張り付かれ、パニックになるので必ず手袋やグリップを使いましょう。
【ステップ2】急所の位置を見定める
タコの両目(ポコッと出っ張っている部分)を結んだ線の、「ほんの少し上(頭の丸い部分側)の中央」が急所です。
【ステップ3】一気に突き刺し、グリグリと抉る(えぐる)

急所に向かって、タコ締め具を「斜め下(足の付け根方向)」に向かって一気にブスッと突き刺します。 刺しただけでは不十分なことが多いので、刺した状態で刃先を左右にグリグリと動かし、確実に脳と神経を破壊します。
【成功のサイン:一瞬で「白く」なる!】

急所に的確に命中すると、タコに劇的な変化が起こります。 それまで赤褐色やまだら模様だったタコの体色が、刺した側から「スーーッ」と波打つように、一瞬にして真っ白(または透明がかった薄い灰色)に変化します。 さらに、ダラーンと足の力が抜け、吸盤の吸着力がゼロになります。この「一瞬の色落ち」が、完璧に締めが完了した合図です。
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右半分だけ白くなった場合:タコの神経は左右に分かれていることがあります。その場合は、刃先の角度を少し変えて、もう一度グリグリと突き直して、全身を真っ白にしましょう。

初めて白く変色する瞬間を見ると、ちょっと感動するよ!「命をいただいている」と実感する瞬間でもあるね。美味しく食べるための最低限のマナーとして、締め方は絶対にマスターしよう。
第3章:鮮度と清潔さを保つ「最強の持ち帰り方」3ステップ
タコを完璧に締めたら、いよいよクーラーボックスへの収納です。 「締めたからもう安心」と、そのまま氷の入ったクーラーに直接放り込むのは絶対にNGです。タコの身が真水(溶けた氷の水)に触れると、浸透圧の関係で身が水っぽくなり、急激に味が落ちてしまいます。以下の「黄金の3ステップ」を守ることで、帰宅後の処理が圧倒的に楽になり、料亭クラスの鮮度をキープできます。
ステップ1:「洗濯ネット」または「専用スカリ」に入れる

これがタコ釣りにおける最大のライフハックです。 締めたタコ(または、まだ締めていない活かしておくタコ)は、必ず「ファスナー付きの網袋(洗濯ネットやタコ専用のビク)」に入れます。
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理由:万が一締めが甘くて息を吹き返した場合でも、ファスナー付きの網なら絶対に破られません。100円ショップの「粗目」の洗濯ネット(中サイズ)が安くて最強です。
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ポイント:ファスナーの持ち手部分を、クリップやカラビナで固定しておくと、タコの器用な足で開けられる事故を100%防げます。
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ステップ2:厚手の「ジップロック(密閉袋)」に封印する

洗濯ネットに入れたタコを、さらに「厚手のジップロック(フリーザーバッグ)」などの密閉袋に入れます。
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理由:タコから出るわずかな水分や、残っていた墨がクーラーボックス内に漏れ出すのを防ぐためです。クーラーが墨まみれになると、洗うのが本当に地獄です。
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ポイント:袋に入れる際、タコが吐き出した海水や墨をしっかり切り、袋の空気をできるだけ抜いて密閉します。薄いビニール袋だとタコの爪やカラスとんびで破れるので、必ず「厚手」のフリーザーバッグを使ってください。
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ステップ3:氷(保冷剤)の入ったクーラーボックスへ

最後に、ジップロックに入れたタコをクーラーボックスに収納します。
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理由:タコは温度変化に弱いため、低温で持ち帰ることで鮮度の低下(腐敗)を防ぎます。
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ポイント:この時、タコ(ジップロック)が直接、氷や保冷剤に触れないように注意してください。直接触れると「氷焼け(冷凍焼け)」を起こし、その部分の身がパサパサになってしまいます。
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おすすめの配置:クーラーの底に氷(保冷剤)を置き、その上に新聞紙やタオルを1枚敷き、その上にタコの入ったジップロックを置くのがベストな冷やし方です。
第4章:現場のパニックを回避!タコ釣り必須&便利ツールおすすめ10選
堤防でタコが釣れた瞬間、嬉しい反面「うわっ、どうしよう!」と焦ってしまう初心者の方は少なくありません。タコは生命力が強く、陸に上げても縦横無尽に這い回り、強力な吸盤でクーラーボックスやアングラーの腕に張り付きます。さらに、エギの太いフック(針)がタコの硬い皮膚にガッチリ掛かっているため、これを外すのも一苦労です。
ここでは、そんな現場でのパニックを未然に防ぎ、前章で解説した「完璧な締めと持ち帰り」をスムーズに実行するための神アイテム10選を、カテゴリー別にご紹介します。何千円もする高価なものは少なく、ちょっとした投資で劇的に快適になるアイテムばかりなので、ぜひチェックしてください!!
【捕獲・安全確保ツール】まずはタコを大人しくさせる!
タコが釣れたら、まずは安全に針を外し、急所を突く(締める)ためにタコを固定しなければなりません。素手で触ると吸盤で張り付かれ、身動きが取れなくなります。
1. 第一精工 ワニグリップ(または ワニグリップミニ)
【おすすめの一言:吸盤の恐怖から解放!タコの頭をガッチリホールド】
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参考価格帯:1,500円〜2,000円前後
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カテゴリー:フィッシュグリップ(魚ばさみ)
【商品説明】
アジングなどのライトゲームでお馴染みの「ワニグリップ」ですが、実はタコ釣りにおいても最強の捕獲ツールとして活躍します。タコを締める際、素手でタコの頭(胴体)を掴もうとすると、足が腕に巻き付いてきて力が入りません。このワニグリップのギザギザの歯でタコの頭を両サイドからガッチリ挟み込むことで、タコの動きを完全に封じ込めることができます。手を一切汚さずに、安全かつ正確に眉間の急所を狙うことができる必須アイテムです。
【こんな人におすすめ】
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生きたタコを素手で触るのが怖い、または気持ち悪い人
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確実に急所を狙って、一発でタコを締めたい人
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手を墨やヌメリで汚したくない人
| 項目 | スペック詳細 |
| サイズ | 260mm(ミニは210mm) |
| 重量 | 約130g |
| 素材 | ガラス繊維強化プラスチック |
| 特徴 | ホルスター付きモデルもあり携行性抜群 |
2. カハラジャパン (KAHARA) 6.5インチ アルミプライヤー
【おすすめの一言:極太のタコ針を安全に外す!サビに強いタフな相棒】
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参考価格帯:4,000円〜5,000円前後
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カテゴリー:フィッシングプライヤー
【商品説明】
タコエギには、タコを底から引き剥がすための「傘針(かさばり)」と呼ばれる太くて強靭なフックが付いています。これがタコの硬い皮膚に深く刺さっていると、素手で外すのは大変危険です。タコが暴れた拍子に、自分の指に針が刺さる大事故に繋がります。カハラジャパンのアルミプライヤーは、軽量でありながら先端の剛性が非常に高く、ガッチリと針を掴んでテコの原理で簡単に外すことができます。サビに強いアルミ製で、PEラインカッターも付いているためタコ釣り以外でも重宝します。
【こんな人におすすめ】
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安全に素早くエギの針を外したい人
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海水でサビにくい、長く使える良質なプライヤーを探している人
| 項目 | スペック詳細 |
| サイズ | 6.5インチ(約16.5cm) |
| 重量 | 約120g |
| 素材 | アルミニウム合金(先端はステンレス) |
| 機能 | PEラインカッター、スプリットリングオープナー搭載 |
【確実な活け締めツール】一瞬で絶命させ、鮮度を保つ!
タコの急所(両目の間の少し上)を正確に貫き、脳を破壊するための専用ツールです。ナイフでも代用可能ですが、専用品は刺した後に「えぐる」動作がしやすく作られています。
3. マルシン漁具 (MARUSHINGYOGU) シメんとイカん
【おすすめの一言:圧倒的コスパ!ワンコイン以下で買えるお財布に優しい万能締め具】
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参考価格帯:300円〜600円前後
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カテゴリー:活け締め具
【商品説明】 釣具のハイコスパメーカーとしてお馴染みの「マルシン漁具」から発売されている、ダジャレのようなユニークなネーミングの締め具です。「イカ」と名前が付いていますが、タコの急所(脳)を破壊するのにも全く問題なく使用できます。最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な安さです。ワンコインでお釣りが来る価格帯でありながら、サビに強いステンレス素材を採用。先端はしっかりと尖っており、タコの硬い皮膚をスパッと貫通して一撃で白く(絶命)させることができます。 また、グリップの反対側にはエギの曲がった針(カンナ)を真っ直ぐに直すためのスリットパイプが付いており、根掛かりで針が伸びてしまったタコエギの修理にも使えるという、地味ながら非常にありがたいギミックが搭載されています。
【こんな人におすすめ】
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1,000円以上の専用ツールを買うのはちょっとためらう、安く済ませたい人
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刃むき出しのナイフを釣り場に持っていくのが怖い初心者
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タコ釣りだけでなく、秋のアオリイカ釣り(エギング)などでも兼用したい人
4.ダイワ(DAIWA) 魚締め 活〆スティック230/エアー抜きスティック210
【おすすめの一言:大手メーカーの安心感。グリップが握りやすく力が入りやすい】
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参考価格帯:1,800円〜2,500円前後
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カテゴリー:活け締め具
【商品説明】
釣具トップメーカーであるダイワがリリースしている締め具。刃先はサビに強いステンレス製で、刺して神経を破壊しやすい先端形状をしています。最大の特徴は、ダイワ独自の手のひらにフィットする樹脂製グリップ。タコの急所は意外と硬く、刺すのに少し力が必要ですが、この太いグリップのおかげで濡れた手でも滑らず、体重を乗せて一気に突き刺すことができます。
【こんな人におすすめ】
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濡れた手でも滑りにくい安全なツールが欲しい人
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道具をダイワ製品で統一したい人
【脱走防止&収納ツール】絶対に逃がさない鉄壁の防御網!
「第3章」で解説した、クーラーボックスを汚さず、タコに絶対に逃げられないための必須収納アイテム群です。ご指摘ありがとうございます!確かに「タカ産業 タコ・イカ用ネット」よりも、タコを活かしておくのにも圧倒的に頑丈で便利な「メッシュ丸型スカリ3」の方が、タコ釣りアングラーにとって非常に実用的で素晴らしいチョイスです。
第2回の該当箇所(5番のアイテム)を「タカ産業 メッシュ丸型スカリ3」に差し替えた原稿を作成しました。こちらをコピーして上書き修正してください。
5. タカ産業 (TAKA) メッシュ丸型スカリ3
【おすすめの一言:強度抜群のEVAメッシュ!時合いを逃さずタコを活かしておける鉄壁の牢獄】
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参考価格帯:2,000円〜4,000円前後(※サイズにより異なる)
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カテゴリー:スカリ(活かし網)・収納ネット
【商品説明】
タコ釣りの最中、タコが連続して釣れるチャンスタイム(時合い)に、1匹ずつ締めている暇はありません。そんな時に大活躍するのが、釣ったタコをそのまま海中で生かしておける「スカリ」です。 数あるスカリの中でも、この「メッシュ丸型スカリ3」は、強度の高いEVAメッシュ素材を採用しているため、タコの鋭い爪や吸盤の力でも破られる心配がありません。また、網自体に張りがあって自立するため、上部のセンターファスナーから釣れたタコを「スポッ」と素早く放り込むことができます。 帰る直前まで海中でタコを新鮮な状態で活かしておき、最後にまとめて締めることができるため、手返しと鮮度保持の両方を叶えてくれる超実戦的アイテムです。そのままクーラーに入れる際の内袋としても優秀です。
【こんな人におすすめ】
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朝マズメなどの短いチャンスタイムに、締める時間を省いて次々と釣りたい人
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ペラペラの洗濯ネットでは、タコに破られないか強度が不安な人
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帰る直前までタコを海中で最高に新鮮な状態に保っておきたい人
6. 旭化成 ジップロック フリーザーバッグ Lサイズ
【おすすめの一言:言わずと知れた密閉の王様。墨とヌメリを完全シャットアウト】
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参考価格帯:600円〜800円前後(複数枚入り)
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カテゴリー:密閉保存袋
【商品説明】
スーパーやドラッグストアで買える日用品ですが、タコ釣りにおいては「最強の釣り具」の一つになります。先ほどのネットに入れたタコを、最後にこのジップロックのLサイズに放り込み、空気を抜いてダブルジッパーをしっかり閉めます。これで、タコの体表から出る生臭い水分や、吐き残した墨がクーラーボックス内に漏れ出すのを100%防ぐことができます。「ストックバッグ(薄手)」ではなく、必ず厚手の「フリーザーバッグ(冷凍・解凍用)」を選んでください。破れにくさが全く違います。
【こんな人におすすめ】
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帰宅後にクーラーボックスを洗う手間を極限まで減らしたい人
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車の中に磯の匂いや生臭さを絶対に残したくない人
| 項目 | スペック詳細 |
| サイズ(L) | 縦273mm × 横268mm |
| 厚さ | 0.06mm(フリーザーバッグ基準) |
| 耐熱/耐冷温度 | 100℃ / -70℃ |
7. プロマリン (PRO MARINE) EVAフタ付水くみバケツ
【おすすめの一言:時合いを逃さない!メッシュ蓋付きで海水を入れ替えできる】
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参考価格帯:1,500円〜2,000円前後
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カテゴリー:水汲みバケツ・活かしバケツ
【商品説明】
タコが連続して釣れる「時合い(チャンスタイム)」の最中に、1匹ずつ丁寧に締めてジップロックに入れている暇はありません。そんな時は、とりあえずこの「フタ付きの水汲みバケツ」にタコを入れておきます。普通のバケツだとすぐに這い出て逃げられますが、上部がファスナー式のメッシュ蓋になっているため、タコを閉じ込めたまま海に落として新鮮な海水を入れ替えることができます。時合いが落ち着いてから、まとめてタコを締める作業に移れるため、釣果アップに直結する超便利アイテムです。
【こんな人におすすめ】
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朝マズメなどの短いチャンスタイムに手返し良く釣りたい人
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締める前のタコの血抜きや、泥吐きをさせたい人
| 項目 | スペック詳細 |
| サイズ | 21cm角 / 24cm角など |
| 素材 | EVA(耐久性の高い防水素材) |
| 特徴 | 上部メッシュフタ(ファスナー式)、ロープ付き |
8. ダイワ (DAIWA) クールラインα ライトソルト (GU1000X LS)
【おすすめの一言:小窓(投入口)付きが最強!蓋を全開にせずタコを収納可能】
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参考価格帯:13,000円〜16,000円前後
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カテゴリー:クーラーボックス(小型10Lクラス)
【商品説明】
タコ釣りに持っていくクーラーボックスを選ぶ際、絶対に外せない条件が「上蓋に小さな投入口(小窓)がついていること」です。中にすでに釣ったタコ(活かしている場合など)が入っている状態で大きな上蓋を全開にすると、隙を突いてタコが一斉に脱走しようと這い出してきます。小窓付きのクーラーなら、釣れたタコをそこから「スポッ」と落とし込むだけで済むため、脱走のリスクを劇的に下げることができます。10Lクラスなら軽くて堤防のランガン(移動)も苦になりません。
【こんな人におすすめ】
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タコがクーラーの蓋にへばりついてパニックになった経験がある人
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保冷力が高く、持ち運びやすい小型クーラーを探している人
| 項目 | スペック詳細 |
| 容量 | 10L |
| 自重 | 約2.3kg |
| 断熱材 | 発泡ウレタン(GUモデル・保冷力高) |
| 特徴 | 便利な上部投入口(小窓)、ロッドスタンド装備 |
【あると劇的に嬉しい便利ツール】計量&汚れ対策
最後に、タコ釣りならではの「あったら最高に嬉しい」ニッチなアイテムをご紹介します。
9. オルルド釣具 デジタルスケール(吊り下げ式)
【おすすめの一言:キロアップの感動をその場で数値化!SNS映えもバッチリ】
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参考価格帯:1,000円〜1,500円前後
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カテゴリー:フィッシングスケール(計り)
【商品説明】
魚釣りでは「長さ(何センチか)」を測りますが、タコ釣りの価値基準は長さではなく「重さ(何グラム・何キロか)」です。「新子サイズ(300g)」「良型(500g)」「キロアップ(1kg超え)」と、重量で釣果を語り合います。釣った直後の重たいタコを、タコネットに入れたままこの吊り下げ式デジタルスケールに引っ掛ければ、その場で正確な重量が測れます。キロアップが出た瞬間の喜びを数値で記録し、写真に撮ってSNSにアップする楽しみが増える、タコ釣り師のマストアイテムです。
【こんな人におすすめ】
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釣れたタコが「キロアップ」かどうか、その場で白黒ハッキリさせたい人
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自分の釣果記録を正確に残していきたい人
| 項目 | スペック詳細 |
| 最大計量 | 約50kgまで |
| 最小表示 | 10g単位 |
| 機能 | 風袋引き機能(ネットの重さを引ける)、バックライト |
10. 第一精工 切れ端×糸クズ ワインダー
【おすすめの一言:堤防を綺麗に保つ!切れた太いPEラインを瞬時に回収】
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参考価格帯:500円〜700円前後
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カテゴリー:ゴミ回収ツール
【商品説明】
タコ釣りに直接関係ないように見えて、実は非常に重要なマナーアイテムです。タコ釣りは根掛かりとの戦いであり、どうしても太いPEライン(3〜4号)やリーダーが切れてしまう(または結び直す)場面が多く発生します。太い糸くずを風の吹く堤防に放置すると、鳥に絡まるなどの環境被害に繋がりますし、ポケットに入れるとグチャグチャになります。この糸クズワインダーは、スリットに糸の切れ端を入れてカリカリとダイヤルを回すだけで、本体内部に糸クズを巻き取って収納できる超便利グッズです。釣り場を守るためにも、ライフジャケットに一つぶら下げておきましょう。
【こんな人におすすめ】
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根掛かりで結び直した糸の切れ端の処理に困っていた人
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釣り場を綺麗に保ち、マナーを守るスマートなアングラーでありたい人
| 項目 | スペック詳細 |
| サイズ | 直径約7cm |
| 重量 | 約25g |
| 特徴 | カラビナ付きでバッグやベストに装着可能 |

タコ釣りは準備が9割!これらのアイテムをバッチリ揃えておけば、現場でのパニックは無くなり、あとは家に帰って美味しいタコを食べるだけになるよ!
第5章:キッチンのラスボス「ヌメリ取り」を劇的に楽にする裏技

タコを釣ってきたアングラーの多くが、最初の1回でタコ釣りを嫌いになりかける理由があります。 それが「終わりの見えない塩もみ(ヌメリ取り)」です。
タコの体表は、岩場での摩擦から身を守るために、非常に粘度の高いドロドロの粘液(ヌメリ)で覆われています。これをセオリー通りに「たっぷりの塩をまぶして、手で揉み洗いする」という方法で落とそうとすると、1匹あたり15分〜20分もシンクで格闘することになり、手は荒れ、キッチンは泡と吸盤の汚れで大惨事になります。
しかし、安心してください。「冷凍庫」を使った魔法のような裏技を使えば、この塩もみ地獄から解放されます。
【裏技の結論】ヌメリ取りは「一度冷凍してから」が最強!
釣ってきたタコは、その日のうちにヌメリを取ろうとしてはいけません。 内臓だけを取り除いたら、「ヌメリがついたまま」一度冷凍庫でカチカチに凍らせてしまうのが、最も賢く、最も美味しい処理方法です。
なぜ「冷凍」するとヌメリが簡単に取れるのか?
タコのヌメリ成分は、細胞の中に含まれています。冷凍庫で凍らせることで、このヌメリ細胞の水分が凍って膨張し、細胞壁が破壊されます。 その後、解凍して軽く塩揉みするだけで、破壊されたヌメリが「消しゴムのカス」や「日焼けの皮」のように、ポロポロと面白いように剥がれ落ちるのです。
疲れて帰ってきた釣行当日の夜は、内臓だけ出してサクッと寝てしまい、後日体力が回復した時に楽に下処理ができる。まさに一石二鳥の釣り人ライフハックです。
【実践】タコの下処理・冷凍・解凍の完璧な手順
それでは、帰宅直後から食べる直前までの具体的な手順をステップ・バイ・ステップで解説します。
ステップ1:帰宅直後に行う「内臓・目玉・クチバシ」の除去
まずは、腐敗の原因となる不要な部分を取り除きます。キッチンバサミを使うと非常に簡単で安全です。
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頭(胴体)をひっくり返す:タコの丸い頭の隙間に指を入れ、靴下を裏返すように「クルッ」とひっくり返します。
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内臓と墨袋を取り除く:中に見える内臓(エラや胃袋)と、黒い墨袋を指で引き剥がします。※墨袋を破ると大惨事になるので、ハサミで根元からそっと切り離すのがコツです。
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目玉を取る:タコの目玉の周りに丸くハサミを入れ、目玉をえぐり取ります。(中から黒い液体が飛び散ることがあるので注意!)
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クチバシ(カラスとんび)を取る:足の付け根のド真ん中にある、黒くて硬いクチバシを、裏側から指で強く押し出して取り除きます。
ステップ2:ジップロックに入れて「冷凍庫」へ直行!
内臓・目・クチバシを取ったタコを、水洗いせずに(ヌメリがついたまま)、厚手のジップロックに入れます。 空気をしっかり抜いて密閉し、そのまま冷凍庫へ入れます。 ※タコは冷凍耐性が非常に高く、この状態で3ヶ月〜半年間は余裕で美味しく保存できます。タコが「正月の冷凍ストック」として大人気なのはこのためです。
ステップ3:食べる前日の「解凍」と「魔法の塩揉み」
タコを食べたくなったら、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移し、自然解凍(または流水解凍)します。レンジでの解凍は身が煮えてしまうので厳禁です。
完全に解凍されたら、いよいよ塩揉みです。 ボウルにタコを入れ、「粗塩(大さじ2〜3杯)」を振りかけ、両手で洗濯物を揉むようにゴシゴシと洗います。すると、冷凍によって破壊されたヌメリが、わずか2〜3分で泡となってドロドロと剥がれ落ちます。 流水でしっかり洗い流し、指で触って「キュッキュッ」という摩擦感が出れば、ヌメリ取りは完璧に完了です。

釣った当日のあの苦労はなんだったの!?ってくらい、冷凍後はスルッとヌメリが落ちるよ。大量に釣れた時こそ、この「とりあえず冷凍作戦」が神憑り的な効果を発揮するんだ。
第6章:お店の味を超える!「プロ級のタコの茹で方」
ヌメリ取りが終わったタコは、刺身(生食)にする以外の部分はすべて「茹でダコ」にします。 ただお湯に入れるだけでは、あのスーパーで売っているような「綺麗な赤褐色」で「足がクルンと丸まった」美しいタコにはなりません。料亭やプロのタコ漁師が実践している、「色上げ」と「柔らかさ」を引き出す黄金の茹で方を伝授します。
用意するもの
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巨大な鍋(タコがすっぽり入るサイズ)
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たっぷりのお湯
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塩(お湯の量に対して少ししょっぱいと感じる程度)
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【秘密兵器】緑茶のティーバッグ(または醤油少々)
プロ級の茹で方 5ステップ
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お湯を沸かし、塩と「緑茶」を入れる たっぷりの沸騰したお湯に塩を入れます。さらに、ここで「緑茶のティーバッグ(1〜2個)」または「少量の醤油」を入れます。お茶の成分(タンニン)がタコの色素に反応し、驚くほど鮮やかで美しい「赤褐色」に発色します。また、身を柔らかくする効果もあります。
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足を「3回」に分けてお湯にくぐらせる(★超重要) いきなりドボン!と入れてはいけません。タコの頭をトングで掴み、足の先だけをお湯に5秒浸け、引き上げます。これを3回繰り返します。 すると、温度差によってタコの足先が見事な「クルンッ」としたカールを描き、料亭で見るような美しいシルエットになります。
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全身を沈め、タイマーをセットする 足が綺麗に丸まったら、頭を下にして全体をお湯に沈めます。 茹で時間の目安は以下の通りです。
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500g未満(新子サイズ):約1分半〜2分
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500g〜1kg(中型):約2分半〜3分
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1kg以上(大型):約3分〜4分 ※茹ですぎると身がゴムのように硬くなり、パサパサになるので「少し早いかな?」くらいで引き上げるのがコツです。
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ザルに上げ、「自然冷却」する 茹で上がったタコはザルに上げ、常温で自然に冷まします。 氷水に入れて急冷する人もいますが、急冷すると身が締まりすぎて硬くなることがあります。うちわで扇いで粗熱を取る程度が、最も柔らかく、旨味が閉じ込められた仕上がりになります。
第7章:釣り人特権!最高に美味い「絶品タコ料理レシピ」3選
完璧に下処理し、茹で上がった極上のマダコ。スーパーで売られている輸入モノの解凍ダコとは、香りも、甘みも、歯ごたえも次元が違います。ここからは、釣り上げたアングラーとその家族だけが味わえる、絶対に外さない絶品レシピを3つご紹介します。
レシピ1:スーパーでは買えない!「生タコのごま油塩カルパッチョ」
タコは「茹でてあるもの」という常識を覆す、釣り人最大の特権が「生食」です。 吸盤のコリコリ感と、噛むほどに溢れ出す強烈な甘みは、一度食べたら病みつきになります。
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作り方:
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ヌメリを完璧に落とした「生」のタコの足を、なるべく薄く「削ぎ切り」にします。(※冷凍庫で半解凍状態にすると、包丁が入りやすく薄く切れます)
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お皿に並べ、上からパラパラと「美味しい岩塩(または粗塩)」を振ります。
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最後に、上質な「ごま油」を回しかけ、お好みでネギや擦り下ろしニンニクを添えれば完成。
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ポイント:醤油とワサビも美味しいですが、「ごま油+塩」がレバ刺しのような風味になり、生タコの甘みを最も暴力的に引き出してくれます。お酒が無限に消えていきます。
レシピ2:外はサクッ、中はブリッ!「無限タコの唐揚げ」
子供から大人まで、全員が笑顔になる最強のおかず&おつまみです。輸入ダコで作ると縮んで固くなりますが、釣ったマダコで作ると驚くほどジューシーに仕上がります。
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作り方:
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茹でたタコの足を、大きめの乱切り(一口大)にします。
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ビニール袋にタコを入れ、「醤油(大さじ2)、酒(大さじ1)、すりおろし生姜・ニンニク(各少々)」を入れてよく揉み込み、15分ほど冷蔵庫で寝かせます。
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汁気を軽く切り、「片栗粉」をタコ全体にたっぷりとまぶします。
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170度〜180度の高温の油で、衣がカラッとするまで(約1分〜1分半)サッと揚げます。
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ポイント:タコはすでに火が通っている(茹でてある)ので、長時間揚げる必要はありません。 衣がカリッとしたらすぐに引き上げましょう。長く揚げるとタコの水分が飛んで爆発しやすくなるので注意してください。
レシピ3:もはやタコが主役!「ゴロゴロ大ダコの大玉タコ焼き」
「タコ釣り師の家の冷凍庫には、常にタコとタコ焼き粉が常備されている」と言われるほど、タコ釣りとタコ焼きは切っても切れない関係です。
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作り方: 作り方は市販のタコ焼き粉のレシピ通りでOKです。違いはただ一つ、「タコを信じられないくらい大きく切って入れること」です。 市販のタコ焼きに入っている消しゴムのカスのようなタコとは違い、生地の半分を占めるような巨大なタコのぶつ切りを投入します。
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ポイント:噛んだ瞬間に「ブリンッ!」と弾けるタコの存在感と、そこから生地に染み出す濃厚なマダコの出汁。これはタコを大量にストックできる釣り人の家でしか開催できない、究極の贅沢パーティーです。

自分で釣って、自分で処理したタコの味は本当に格別!家族や友人に振る舞えば、「また釣りに行ってきて!」と釣りへの理解度も爆上がりする魔法の食材だよ。
第8章:堤防タコ釣りの「持ち帰り・処理」によくある質問Q&A

いざ現場でタコが釣れると、予想外のトラブルに慌ててしまうものです。ここでは、初心者の方からよく寄せられるタコの持ち帰りや下処理に関する疑問にお答えします。
- Q1. クーラーボックスを忘れました。バケツに海水を張って生きたまま持ち帰れませんか?
- A. 絶対にやめてください。高確率で悲劇が起きます。 タコは非常に酸欠に弱く、バケツの海水程度ではすぐに死んでしまい、一気に水が傷んで強烈な悪臭を放ちます。また、生きている場合は走行中の車の揺れに驚き、バケツから這い出して車内のシート下に潜り込みます(そして墨を吐きます)。タコ釣りにおいて「クーラーボックス」と「密閉袋(ジップロック)」はロッドと同じくらい必須のアイテムです。
- Q2. 専用の締め具(タコピック)を持っていません。ナイフやハサミで代用できますか?
- A. はい、代用可能です。 刃先が細く尖っているフィッシングナイフや、100円ショップの千枚通し(アイスピック)でも締めることができます。ハサミしかない場合は、ハサミを閉じた状態で先端を急所に突き刺し、グリグリと抉るようにすると上手くいきます。ただし、専用品と違って滑りやすいので、自分の手を刺さないように十分注意してください。
- Q3. 釣り場で塩もみ(ヌメリ取り)まで終わらせてから持ち帰った方が良いですか?
- A. おすすめしません。自宅の「冷凍庫」を使うのが一番です。 堤防には真水(水道)がないことが多く、海水で洗ってもヌメリは完全には落ちません。また、釣り場で時間をかけて塩もみをするのは疲労の元です。現場では「締める・内臓を出す・袋に入れる」までにとどめ、そのまま持ち帰って【第5章】で紹介した「一度冷凍してからヌメリを取る裏技」を使うのが、圧倒的に時間も体力も節約できます。
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Q4. 締めるのに失敗したようで、家に帰ってクーラーを開けたらタコがまだ動いていました!どうすればいいですか?
A. 氷で冷やされて「仮死状態」になっているだけなので、そのまま処理して大丈夫です。 急所に当たっておらず息を吹き返すことはよくあります。動いていて怖い場合は、ジップロックに入れたまま迷わず「冷凍庫」へ直行させてください。数時間凍らせてしまえば完全に絶命し、その後のヌメリ取りも楽になります。
- Q5. ジップロックが破れていて、クーラーボックスの中がタコの墨で真っ黒になってしまいました。綺麗な落とし方はありますか?
- A. 「乾く前」に、食器用の中性洗剤で丸洗いするのが一番です。 タコの墨は時間が経って乾燥すると、クーラーボックスの樹脂に色素が沈着して落ちなくなります。帰宅して墨漏れに気づいたら、タコの処理よりも先にクーラーボックスを台所用の中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い流してください。※「激落ちくん」などのメラミンスポンジを使うと、クーラー内部に細かい傷がつき、次に汚れが付着しやすくなるため最終手段にしましょう。
完結まとめ:堤防タコ釣りは「釣って、持ち帰り、美味しく食べる」までが最高のエンターテイメント!

全3回、合計1万5千文字以上にわたってお届けした「堤防タコ釣りの完全攻略ガイド(持ち帰り・締め方・保存・レシピ編)」、最後までじっくりとお読みいただき、本当にありがとうございました。少し情報量が多かったかもしれませんが、ここでお伝えしたかった最も重要なポイントを改めて振り返っておきましょう。
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タコの脱走能力を舐めない: 少しの隙間でも逃げ出すタコ。悲惨な車内トラブルを防ぐためにも、「専用スカリ(ネット)」+「厚手のジップロック」の二重構造でクーラーに完全封印することが鉄則です。
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鮮度を決める完璧な締め方: 両目の間を専用ツールで確実に刺し、「一瞬で白く」なれば成功です。このひと手間で、身の硬直と劣化を防ぎ、料亭クラスの鮮度を保つことができます。
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塩もみ地獄からの解放: 最も挫折しやすいヌメリ取りは、帰宅直後に無理をしてはいけません。内臓だけを取り、「一度冷凍してから」解凍して塩揉みする裏技を使えば、嘘のようにポロポロと汚れが落ちます。
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プロ顔負けの茹で方と絶品料理: お湯に「緑茶」を入れ、足を3回くぐらせてから茹でることで、見た目も美しく柔らかい仕上がりに。生タコのカルパッチョや大玉タコ焼きなど、釣り人だからこそ味わえる特権を存分に楽しみましょう。
堤防から食卓へ。アングラーにしか味わえない至福のループ
ルアーフィッシング特有の「底を探るゲーム性の高さ」と、張り付いたタコを強引に引き剥がす「力強いファイト」。堤防からの身近な釣りでありながら、これほどまでにアングラーの腕と戦略が試され、興奮を呼ぶターゲットは他にありません。
しかし、タコ釣りの本当の魅力は、海でのファイトが終わった後にも続きます。
スーパーの鮮魚コーナーを見れば一目瞭然ですが、国産のマダコは今や超がつくほどの高級食材です。それを自分の足で探し当て、自分の腕で釣り上げ、誰よりも新鮮な状態で自宅のキッチンへ持ち帰る。そして、ひと手間かけた完璧な下処理を経て、家族や友人と一緒に極上のタコ料理を囲む。「美味しい!また釣ってきて!」という家族の笑顔を見た瞬間、現場でのあの苦労も、ヌメリ取りの手間もすべてが報われ、「次はもっと大きなタコを釣ってやるぞ」という次なるモチベーションへと繋がっていきます。
準備を万全にして、いざ最高のフィールドへ!
タコ釣りは、事前の「知識」と「専用の道具」さえしっかり揃えておけば、初心者の方でも十分に大物を狙える、とても夢のある釣りです。「持ち帰るのが面倒そう」「処理が難しそう」と敬遠していた方も、今回ご紹介した必須ツールや裏技を駆使すれば、驚くほどスマートに、そして劇的に美味しくタコを味わうことができるはずです。
ぜひ、今年の夏は熱中症対策を万全にして、準備した最強の道具たちと一緒に堤防へ出かけてみてください。あなたのクーラーボックスがずっしりと重くなり、食卓に極上のマダコが並ぶ日を、心から応援しています!
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